【基礎知識】霊園の使用規定は必ず厳守

最近ではインターネットの霊園情報サイトの中に、多くの霊園を比較することの出来る便利なサイトがあります。
そんな比較サイトを参考にして貴方の霊園選びに是非ともお役立てください。 墓石の指定として民営霊園では墓石を購入することとなる石材店が指定されているケースがあります。
また多くの場合、使用権を相続人以外の第三者に譲渡することが出来ないのでご注意ください。使用者の資格が霊園選びの時に気を付けなければいけないこととなります。
宗派や居住地域に制限が設けてあったり、お墓の継承者がある場合のみに限られてしまうことがありますのでご注意ください。

 

遺骨の制限としましては、多くの墓地におきましては使用者の親族以外で使用をすることが出来なくなっています。
ですので将来的に第三者の遺骨を埋葬を考えている時には、合祀することが可能かどうかを確認しておきましょう。



【基礎知識】霊園の使用規定は必ず厳守ブログ:20-9-20

わしの知っている祖母は、
痴呆症で、物忘れだけではなく、徘徊もした。
まるで赤ん坊のようだった。

介護に興味のあるわしにとって、
祖母のお世話をするのは経験となった。
一緒にお金を数えてみたり、お手玉を作ったりした。

何も反応のない毎日ではあったが、
手を差し出すと祖母は、ぎゅっとわしの手を握り返してくれた。
その手からはぬくもりも感じられた。

「おばあちゃんには、うちの子供たちがお世話になったのよ」
葬式に来てくれた親子連れたちが、くちを揃えてそう言った。

ふと気づくと、葬式には、
今までに会ったこともない人たちがたくさん来て下さっていた。
祖母は芸能人だったとでもいうのだろうか?

葬式の終わりに
祖母の思い出の写真が映し出された時、
わしは初めて祖母の偉大さを知った。

写真の祖母は、
わしの知っている祖母とはどことなく違い、
自信に満ち溢れていた。

まるでヒマワリのように背筋を伸ばし、
いきいきとしていた。

祖母の腕の中には、
生まれて間もない赤ん坊がいた。
優しくつつみ込み、お風呂にあげていた。

わしはまた涙がこぼれた。
助産婦をしていた頃の話をしてもらいたかったと
悔やんだりもした。

でもわしはその写真を見て、
あんなに笑顔に満ち溢れ、
赤ん坊に接する祖母に憧れを抱いた。

祖母は、助産婦という仕事を苦には思っていなかったと思う。
たくさんの子供に出会い、お世話が出来て幸せだっただろう。

痴呆になったのも今思えば、
助産婦を辞めてからだったはずだ。

そんな祖母は、
わしたち孫やムスコの名前を忘れてばかりいたが
自分がお世話した赤ん坊の名前を言えば、
無口な祖母がその時だけはお喋りが止まらず、
語っていたのを覚えている。